レントゲンで異常なしと言われた坐骨神経痛の原因とは？

坐骨神経痛の症状でお悩みの人が病院に行った場合、まずはレントゲンを撮るという人がほとんどだと思います。

ただし、レントゲンを撮って異常が見つからないと診断される人も多いでしょう。

そこでこのページでは、レントゲンを撮って異常なしと言われた人の坐骨神経痛の原因について説明させていただきます。

もし、病院でレントゲンを撮って異常なしと言われたのに坐骨神経痛が発生している人は参考にして下さいね。

レントゲンで異常なしと診断されても原因は背骨や脊髄での神経圧迫の可能性が高い

坐骨神経痛は腰周辺の背骨や軟骨の変形などによって、近くの神経を圧迫して発生しますので、坐骨神経痛が出ているという事は何らかの変形による神経の圧迫がどこかにあるんだと思いますよ。

はい。レントゲンで異常なしと診断されていたとしても、坐骨神経痛が出ているという事は何らかの変形などによって神経を圧迫している可能性が高いです。

レントゲンだけでは神経圧迫は写らない

レントゲンというのは骨の異常を診断する画像検査です。

坐骨神経痛を発生させている神経の圧迫は骨の変形などが大きく関わっていますので、その変形の程度を確認するのにはレントゲンは有効な検査法だと思います。

ただし、レントゲンによってある程度大きな骨の変形があるかどうかというのは確認できるんですが、神経は写らないので、坐骨神経痛の原因である神経の圧迫は細かい所までは診断しにくい検査法でもあります。

そのため、坐骨神経痛の原因である神経の圧迫の検査法としては、レントゲンは完璧ではありません。

レントゲンで異常なしと言われたとしても、坐骨神経痛の原因である神経圧迫がないとは言い切れないんですね。

レントゲンで異常が無いと言われても坐骨神経痛が出ているんであれば、何らかの骨や軟骨の変形によって神経を圧迫している可能性が高いと思います。

レントゲンだけではなくMRIも撮るべき

レントゲンだけを撮って異常なしと言われて、そこで検査が終わる人が結構多いんですけども、坐骨神経痛の原因を徹底的に探りたいのであればMRIを撮るべきだと思います。

MRIはレントゲンと違って神経の圧迫なども確認する事が出来る検査法です。

手術をするべきかどうかなどの判断にも、レントゲンだけじゃなくMRIの画像が根拠になる事も多いので、病院に相談するのであればMRIも撮るように注意して下さいね。

手術する程の問題じゃなければMRIで異常なしと言われる事も多い

レントゲン以上にMRIは坐骨神経痛の検査法としては信用できると思います。

ただし、MRIの結果も絶対ではありません。

決してお医者さんの批判をするつもりはありませんが、画像を診断するお医者さんによっては神経の圧迫があったとしても異常なしと言われる事は実は珍しくありません。

何故かと言うと、お医者さんの診断の基準は手術をするべきかどうかを診断の基準にしている人が少なくないんです。

そのため、画像検査で神経の圧迫を疑われる場所があったとしても、手術する程の大きな問題点じゃなければ異常なしと言われる事があるんですね。

そして、この手術をするべきか？などの診断の基準というものがお医者さんによって結構バラバラなんです。

ちなみに、こういった事は実際にお医者さんから聞いた事のあるお話です。

つまり、坐骨神経痛の原因である神経圧迫が実際にあったとしても、レントゲンやMRIなどの画像検査で異常なしと言われる事はあり得るんですね。

まとめ

ここからは簡単にこのページをまとめさせていただきますね。

レントゲンで異常なしと言われた人の坐骨神経痛の原因は、やはり骨や軟骨の変形によって発生する神経圧迫だと思います。

このページでも説明させていただきましたが、レントゲンだけで神経の圧迫を判断するのは難しいですし、MRIだとしても手術するほどの大きな問題点が無ければ、神経を圧迫していても異常なしと言われる事はあります。

そもそも、坐骨神経痛の症状が発生しているのであれば、どこかに何かしらの骨や軟骨の変形があり、そして神経を圧迫している可能性が高いと考えるべきです。

症状が発生しているにも関わらず、異常なしと言われると不安を感じる人は多いと思いますが、まだ手術する程重症化していないとも言えますので、必要以上に怖がらないようにしましょう。

また、ここからは営業トークになりますが、私は大阪府豊中市で坐骨神経痛の治療を得意にしたよしだ柔整治療院を経営しています。

坐骨神経痛の治療にはそれなりに自信がありますので、通える所にお住まいの人は遠慮なくご相談して下さい。

他にも坐骨神経痛に特化した記事をたくさん書いていますので、興味のある人はそちらも是非ご覧下さいね。