坐骨神経痛を放置するとどうなるのか?

坐骨神経痛は人によって症状や痛む条件が異なる厄介な疾患です。

軽症例か重症例によっても症状は全然違ってきます。

簡単に改善する人もいれば、なかなか治らずに治療を諦めて放置している人も少なくないでしょう。

そこでこのページでは坐骨神経痛を放置するとどうなるのか?について説明させていただきます。

興味のある人は是非参考にして下さいね。

坐骨神経痛を放置した場合に考えられる可能性

先生、坐骨神経痛って放置するとどうなるんでしょうか?

最悪の場合は手術をしなければいけない程、症状が重症化する可能性があります。

手術と聞いて大げさに感じる人もいるでしょう。

坐骨神経痛というのは軽症か重症かによって大きく症状が異なります。

今現在、この記事を読んでくれている人がどういった症状なのかは私には分かりませんが、手術をしなければ改善しない坐骨神経痛というのは間違いなく存在していますし、放置をしているとそういった状態になる可能性は否定できません。

坐骨神経痛を放置して重症化した場合に発生する症状

先生、坐骨神経痛を放置して悪化したらどういった症状が発生するんですか?

坐骨神経痛といっても人によって様々な症状が発生し、人によって症状も全然違うので必ずこういった症状が出ます!とは言えません。

あくまでも放置して重症化した最悪の場合、こういった症状が出る可能性があるという説明をさせていただきますね。

強い痛みや痺れ

まずはシンプルに強い痛みや痺れですね。

痛む条件は人によって異なりますが、例えば歩いたら痛くなるという人の場合は、数メートル数十メートル歩いただけで休まなくてはいけない程の強い痛みが発生し、まともに歩けないという人もいます。

もしくは座っていると痛くなるという人の場合は、数分程座っているだけで立ち上がらないと耐えられないような痛みが発生する人もいます。

こういった極端な症状が出ている人の場合はお仕事や日常生活に多大な障害が発生します。

また、歩いた時や座った時などの特定の条件時だけではなく、人によってどんな姿勢でもどんな時でも常に激痛が発生しているという場合もあります。

こういった人の場合は、まずまともに睡眠時間を確保する事すら出来ません。

痛みや痺れの影響で眠る事が出来なくなります。

十分な睡眠時間を確保する事は体の回復には不可欠なので、こういった症状が出る場合は余計に症状の改善が難しい悪循環に陥りやすいです。

筋力低下などの運動障害

坐骨神経痛を放置して重症化した場合、発生する症状は痛みや痺れだけではありません。

坐骨神経痛は神経を圧迫して発生する症状と考えられていますが、圧迫される神経の中には痛みなどを伝える感覚神経だけではなく、筋肉や関節を動かす運動神経も含まれています。

その為、坐骨神経痛が重症化した場合、この運動神経に異常が発生し足に力が入らなくなったり足を動かす事が困難になります。

痛みの影響で歩けない!ではなく、立って自分の足で体重を支えられなくなったり、足を上げる事が出来なくなって文字通り動けなくなります。

また、自力で足を動かす事が困難になりますので、その影響で極端な筋力低下が発生する事があります。

簡単に言えば、お尻の筋肉や太もも、ふくらはぎの筋肉が病的に痩せて細くなってしまうという症状です。

こういった運動障害というのは手術をしても後遺症として少し残るケースも多いので、似たような症状を感じた時は本当に要注意です。

放置しても必ず重症化する訳ではない?

先生、坐骨神経痛を放置していると必ず悪化するものなんですか?

いや、正直に言えば放置していて勝手に坐骨神経痛が改善する事もあります。

ご存じの人も多いと思いますが、坐骨神経痛というのは腰周辺の骨や軟骨が変形する事によって近くの神経を圧迫して発生すると考えられています。

その神経の圧迫の程度がそこまで進行していない場合は、症状に関わっている筋肉の緊張状態や炎症が時間経過と共に改善し、その影響で坐骨神経痛が治まるという事は決して珍しくないです。

もちろん、その人の日常生活の中でどれだけ体に負担が加わっているか?安静に出来ているか?など様々な条件が関わりますが、特にこれといった治療行為を行わなくても改善する例はあります。

坐骨神経痛の放置はギャンブルのようなもの

結局、坐骨神経痛は放置しても良いんでしょうか?

私は一応治療院を経営している者なので、やはり坐骨神経痛を放置しても良いとは言いにくいです。

ここまで説明させていただいたように、坐骨神経痛を放置した場合はより重症化する可能性もありますし、勝手に治る人だって中にはいます。

あなたが坐骨神経痛を放置した場合、結果がどちらに転ぶかは誰にも分からないです。

ギャンブルみたいなものですね。

ただ、やはり放置はリスクがあります、

坐骨神経痛の発生には神経の圧迫だけではなく、その周辺の筋肉の緊張や強い炎症反応などが関わっている可能性が高いです。

こういった筋肉の緊張状態や強い炎症反応は、神経を圧迫する原因になる骨や軟骨の変形の進行にも絶対に関わっています。

つまり、放置をするという事は大元の神経を圧迫している原因である骨や軟骨の変形を進行させてしまう可能性が高いという事です。

仮に放置していて症状が改善したとしても、その間に神経を圧迫している骨や軟骨の変形は進行してしまいますので、今後更に強い症状が発生する可能性が高まります。

そのため、やはり坐骨神経痛の症状が出た時は出来るだけ早めに症状を改善した方が、その後に再発する確率や再発した時に更に重症化する確率を低くする事に繋がると思います。

放置をしていて勝手に治る例もありますが、更に重症化するリスクも決して低くありませんし、放置していて楽になったとしてもその後に強い症状が再発しやすくなりますので、やはり出来るだけ早く信頼できる医療機関に相談するように心がけて下さいね。

ここからは少し営業トークになってしまいますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。

坐骨神経痛の治療はそれなりに得意にしていますので、通える範囲にお住まいの方は是非遠慮なくご相談下さい。

また、このブログでは坐骨神経痛に特化した記事をたくさん掲載しています。

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また、当院は大阪府豊中市にある「よしだ柔整治療院」です。

坐骨神経痛の治療は得意にしていますので、もし治療をご希望の場合は下のボタンから公式サイトをご覧下さい。