坐骨神経痛の症状でお悩みの人の話を聞いていると、腰のコルセットやサポーターはした方が良いのか?といった質問をよくいただきます。
もしくは腰のコルセットやサポーターは坐骨神経痛に効果はあるの?といった質問もよくいただきます。
そこでこのページでは、坐骨神経痛の人は腰のコルセットやサポーターを装着すべきなのか?その効果について簡単に説明させていただきますね。
こういった事に興味のある人は是非参考にして下さい!
腰のサポーターやコルセットをつけると坐骨神経痛が楽になるなら装着するべき
先生、坐骨神経痛の人は腰のコルセットやサポーターはつけた方が良いんですか?
腰のサポーターやコルセットをつけていて楽に感じていたり、安心感を感じているんであればつけた方が良いと思いますよ。
ご存じの人も多いと思いますが、坐骨神経痛は腰周辺の骨や軟骨の変形などによって近くの神経を圧迫して発生しています。
その為、一般的に腰の関節に負担が加われば加わるほど症状が悪化する傾向があります。
なので、腰のコルセットやサポーターによって腰に加わる負担を軽減させてあげると、坐骨神経痛の症状が改善したり楽に感じる効果があるんです。
腰のコルセットやサポーターをつけていると筋力が落ちちゃうのでつけない方が良いと聞いたんですが、一日中つけていても良いんでしょうか?
先ほども言ったように、つけていて楽に感じるんであれば一日中つけていても良いかと思います。
確かに、ずっと腰のコルセットやサポーターを装着していて腰の動きを補佐していると、その周辺の筋肉が落ちるという事はあるでしょう。
ただ、腰のサポーターやコルセットの装着によって落ちる筋肉量なんて、痛みが改善した後に普通に動いていればすぐに回復する程度の問題だと思うので、多少の筋力低下よりもまずは症状を楽にする事を優先した方が良いんじゃないかと思います。
注意!腰のサポーターやコルセットが逆効果になる事もある
先生、私は腰のコルセットやサポーターをつけていてもあまり症状が変わらないんですが、それでもつけていた方が良いですか?
答えを断定するのは少し難しい質問なんですが、、、
個人的にはあまり楽に感じないんであれば、腰のコルセットやサポーターはつけなくてもいいんじゃないかと私は考えています。
注意しなければいけないのは、必ずしも腰のコルセットやサポーターが坐骨神経痛に対して有効では無いという事です。
坐骨神経痛の人の中には腰のコルセットやサポーターをすると、逆に症状が強くなったりしんどく感じる人も稀にいます。
坐骨神経痛は人によって痛む条件や痛む場所も大きく異なる個人差の大きい疾患なので、腰のコルセットやサポーターによって動きを制限する事が逆に負担になる人もおられるんだと思います。
腰のコルセットやサポーターをつけるべきかどうかは実際につけてみないと判断できない
じゃあ坐骨神経痛の人がコルセットやサポーターをつけるべきなのかどうかを判断するポイントはどこにあるのか?
これは少し卑怯な答えになりますが、実際につけてみて楽に感じるのか?それともしんどく感じるのか?で判断するしかないです。
人間の感覚って正直なんでその人にとって良い行為は楽に感じますし、負担になる行為であれば何かしらの不快感を感じるかと思います。
なので単純に、腰のコルセットやサポーターをつけてみて楽に感じるんであれば出来るだけつけるようにして下さい。
逆にしんどく感じるんであれば、余計に坐骨神経痛の症状が悪化する可能性がありますのですぐにやめましょう。
また、楽には感じないけどしんどくもないという人の場合は、腰のサポーターやコルセットをつけていて安心感を感じるのか?もしくは邪魔だなと感じるのか?で判断して下さい。
先ほども言ったように人間の感覚って結構正直なんで、邪魔と感じるように何かしらの不快感が伴うならあまりその人にとって良くないんじゃないかなと思います。
また、楽に感じるかしんどく感じるかは途中で変化する事もあります。
例えば、坐骨神経痛の症状がすごく強烈に出ていた時は腰のコルセットやサポーターをつけたら楽に感じていたのに、症状が回復するに連れてサポーターやコルセットがしんどく感じるようになるという事もあります。
このように坐骨神経痛はその時の状況が軽症か重症かによっても、腰のコルセットやサポーターの有効性が変化するという事もあります。
いずれにしても、その時その時で実際につけてみて楽に感じるのか?しんどく感じるのか?でコルセットやサポーターをつけるべきかを判断して下さい。
まとめ
坐骨神経痛は腰の骨や軟骨の変形によって神経を圧迫して発生する症状です。
腰の関節への負担が大きければ大きい程症状が悪化する傾向があります。
そのため、腰のコルセットやサポーターをつける事によって腰を保護して負担を軽減してあげると、坐骨神経痛の症状が改善したり更なる悪化を防ぐ事に役立ちます。
ただし、中には腰のコルセットやサポーターをつけると逆に坐骨神経痛の症状が悪化してしまう人も稀におられます。
そのため、コルセットやサポーターをつけてしんどく感じたり邪魔くさく感じるようなのであれば、もしかしたら逆効果になる可能性もありますので注意して下さい。
また、坐骨神経痛は重症化すると安静にしているだけではなかなか改善しない厄介な疾患です。
ここからは少し営業トークになってしまいますが、私は大阪府豊中市でよしだ柔整治療院という治療院を経営しています。
坐骨神経痛の治療に関してはそれなりに得意にしていますので、お困りの人は是非お気軽にご相談下さいね。
また、このブログは坐骨神経痛に特化した記事をたくさん掲載していますので、興味のある人は他の記事も是非参考にして下さいね。